古代ギリシャ・マケドニアの歴史を後で読み返すために適当にまとめてみた
動機
SLG的に都市国家とはどういった存在なのかが知りたくなったのと、よく聞くすごい人、アレクサンドロス大王とはどういった人だったのかに興味が湧いたので調べてみた。
気になったところしか見てないのと、結構端折っているので、事実関係が違ってたりするのに気付いた方は指摘していただけると幸いです。
ギリシャのポリス成立
前1200年のカタストロフにより地中海は青銅器時代が終わり、鉄器時代に移った。いろいろあってギリシャは前8世紀頃まで暗黒時代だったが、ポリスができ始める。これらは個々に独立していて、小競り合いを繰り返していた。
マケドニアとペルシア
ギリシャの隣りにはペルシアがあって、その間にマケドニアがあった。
マケドニアは前7世紀頃にできた国で、ギリシャの一部を自称していた。ちなみに一夫多妻制。
ペルシアはキュロス2世の時代にメディア王国、リディア王国、新バビロニア王国を滅ぼして、その息子カンビュセス2世の時代にエジプトを併合して古代オリエントを統一したすごい国(アケメネス朝)。現在のイラン。
ペルシア戦争(前499年〜前449年)
ペルシアのダレイオス1世がギリシャに攻め込むが、ギリシャのポリス連合軍がそれを退ける。
アレクサンドロス1世率いるマケドニアはペルシア側に加担。ただこれより後はペルシアよりもギリシャに歩み寄っていた。
この戦争では特にどちらも成果を出さなかったが、ポリスの一つアテナイが力を付けて周辺のポリスと同盟を結び力を付けた。一方であまり戦争の見返りを得られなかったスパルタなどと対立を深める。両者はペロポネソス戦争(前431〜前404)で衝突。
マケドニアの拡大とポリスの終焉
ポリス間でいろいろ小競り合いをしている間、マケドニア(ピリッポス2世)は準備を整えて、カイロネイアの戦い(前338年)でギリシャのアテナイ・テーパイ連合軍と衝突。マケドニアが勝利してコリントス同盟を結成、事実上ギリシャを統一した。この辺でポリスは独立性を失う。
アレクサンドロス大王の時代
ピリッポス2世はペルシア遠征を計画しているときに暗殺されて、王位はアレクサンドロス3世に移る。この人がアレクサンドロス大王。前333年にペルシア(ダレイオス3世)を征服する。アケメネス朝はここで滅亡。
アレクサンドロス3世はどんどん東方へ遠征してインド近くまで支配下に収め、国の中でギリシア文化とオリエント文化が融合してヘレニズム文化ができた。
トリビア
アレクサンドロスはアテナイから家庭教師としてアリストテレスを招いていて、二人の交流は死ぬまで続いた。
ペルシア領はペルシアに支配されたばかりの地域が多く、占領は容易で、むしろペルシアからの解放者として喜ばれたりもした。特にエジプトではそのおかげでファラオとして認められ、アレクサンドリア(エジプトの都市)もこの時に建設されている(前332年)。
感想
たったこれだけの内容でも調べるのにすごく疲れた。調べるといってもほぼ100%Wikipedia頼りだが。
これ以前の地中海はエジプトとかヒッタイトとかバビロニアとかメソポタミアとかの話があるけど大体ペルシアに征服されている。この辺は追々ちょっとずつ。
世界の七不思議はこの時代のギリシャ・ペルシアが中心。
この後の時代はローマとかクレオパトラとか出てくるけど、これも追々。この辺でまとめておかないとキリが無い。
内容の濃度を比較する意味で、高校の世界史の教科書を読み直してみると良さそう。
国々の支配の変遷とそれによる文化の融合はファンタジー的世界設定のネタになりそうだ。
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