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いつクリはてブロ

いつになったらクリエイティブするの?

病的なまでにゲームがやりたい。

 ゲームマーケットに行ってきてから、人生が変わったように感じる。これは決して大げさな表現ではなくて、実際ゲムマ以降に私と直接会った方なら、何か感じ取った方もいるだろうと思う。人生が変わったといっても、自身の人生を振り返ってみると、むしろ元のところに戻ってきたのかなという気もする。それが良いことなのか悪いことなのかは分からないが。

 具体的にどう変わったかというと、一日のうちゲームについて考える時間の割合が大幅に増えたことである。一日中ゲームをやって過ごしたいし、一日中次に作るゲームについて考えていたい(というか実際そうしている)。

 この状態が人生で一番最初にやって来たのは多分64版風来のシレンを買ってもらったときで、当時は一日中テレビの前に張り付いて、家族に止められたときは自分の机に引き返し、次はどのダンジョンに行ってどのアイテムを揃えてどう剣を育てるかなどを延々紙に書き出していた。

 短い人生のうちで何度かこの状態が来てるが、こうなって初めて、最近はこんな気分じゃなかったと気付く。変わったというより、取り戻したという方が適切かもしれない。

 ただ今までこの状態に陥ったときには無かった要素があって、それはやりたいゲームがボードゲームであることに起因する。自分がやりたいゲームに他の人を巻き込むことである。

 ゲムマで購入したヘイムスクリングラというゲームがとてつもなく面白く、展開もやる度に変わってパターンが見えてこないので飽きが来ない。最近ずっとやっているのだが、今日、ふと我に返って、随分と相手の時間を吸い取ってしまっているなあということに気付いた。ヘイムスクリングラは1プレイ1時間半くらいで、私自身の気持ちとしては1日2,3回は回したい。しかし実際には時間は限られているし、私のように中毒患者ばかりではないので、1プレイできるかどうかである。

 ここ数日、ゲームがやりたいのにできないという欲求不満に大変悩んでいる。紛らわすためにPCゲームにいろいろ興じたりしているものの、虚しいばかりである。

 幸いゲーム制作に関しては多少の心得があるので、それを以って解決せんとしているが、今はゲームを作りたいのではなく、やりたい。欲求不満が解消されないままでいることが辛い。

 civilizationボードゲームを買ったときもこんな状態だったように思うが、あれは1プレイ4,5時間かかるので、1プレイでお腹いっぱいになって良かった。

 時間的束縛に対して発生する満足度や疲労の度合いが人によって違うのが根本的な原因であるように思われる。だからそれぞれがそれぞれにマッチしたゲームを一人でやるというのが万能の解決策なのである。

 しかし、経験上それはとても空虚である。Minecraftはシングルでやるとどれだけ何か作ってもそれを見るのは自分だけである。どこまで行っても一人きりの世界であると気付いた瞬間に白けてしまう。civilization4は何回やっても不死をクリアできないので空虚である。しかしPCゲーでは最も効率よく脳汁を出してくれるゲームがcivなので、八方塞がりだ。ぎゃるげは画面の前に何時間もいなければいけない事を思うとその苦痛に見合う楽しさを期待できない。

 ゲームプログラミングは確実に一歩一歩進んでいる実感を得られるし、一人きりの世界ではないので温かいが、プログラミングは遊びではない。それに書いていると納期の事が頭をちらつくのでそこそこでいいかなという気分になる。

 やはりボードゲームなのかなと思う。しかし各人の時間的束縛のことを考えると、各人が適度に参加できるゲームが必要だ。ドミニオンやカタンM:tGなどはオンラインでもできるが、今度は自分が画面の前に長く居座るのが得意ではないので選択肢から外れる。

 Strategy Station(すとすて)はその点で最も私の理想に近いゲームであった。適当に内政をやるだけでは勝てず、相手の出方を予想する必要があり、その読みが当たったらもちろん面白いし、外れたときは感想戦をして理由を相手に聞いたりして次に活かすことができる。1プレイの時間が短いし、一日2回もやれば満足である。しかし、今はもう無い。クローンを作ってしまおうかと画策しているが、道のりは長そうと考えると尻込みしてしまう。

 Minecraftのマルチプレイは新鮮な体験だった。私がプレイしなくても勝手に世界が動いていく。常に何人か動いている。ものすごく楽しいが、基本的に地下洞窟に潜って鉱石を掘るのが一番好きなので他のプレイヤーとの相互作用がほとんどない。これではただの炭鉱夫である。

 ボードゲームを作るのは楽しく欲求不満が紛れるが、これも将来的に相手を巻き込むのでただ問題を先送りしているに過ぎない。というかむしろ増やしてしまっている。しかも実際にプレイして全くゲームになっていない可能性すらある。

 理想としては、4〜8人くらいが集まって1週間程度張り付いてプレイするブラウザゲー。リソースマネジメントで、資源を集めて新しい施設やらユニットを作ってそれを使ってまた資源を集めたり相手を襲ったりするタイプのゲームがやりたい。あるいはすとすてのように、短時間で程よい充実感が得られるもの。

 既存のブラウザゲーはガシガシやりたいときにできない。溜まった資源を消化してしまったら、放置しなければならない。ある程度そういう部分はあっていいのだが、全然足りない。

 理想のゲームを作るしかないのだが、欲求不満のせいで効率が上がらないというジレンマである。作り上げたとして、それで欲求不満が解消されるとも限らない。一体どうすればいいのか。それでも耐え抜いて仕上げるしかないのか。