vivit_jc Advent Calendar 4日目(4日目とは言ってない)です。
vivit_jc Advent Calendar 2016 - Adventar
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今日は宣伝記事です!!
クレムリノロジーとは?
クレムリノロジーとは、冷戦時代のソ連は政治家の情報が全然出てこないので、ニュースや演説、集合写真など様々な情報から何とか内情を知ろうとする手法・技術のことです。
近年の例ですと、北朝鮮の総書記の代替わりの際、金正日氏は死んだのか、生きてるのか、代替わりするとしたら候補は誰がいて、いつ代替わりするのか、そういうのが全然分からない状況をイメージをしていただけると分かりやすいかと思います。
ゲーム『クレムリノロジー』は、その名の通り、クレムリノロジーをボードゲームとして仕上げました。
ソ連っぽいものが好きな方、推理系ゲームが好きな方におすすめです!
遊び方・中身など
具体的なゲームの様子はこちらをご覧ください。
http://seiyoshobo.xrea.jp/kremlinology/howtoplay.shtml
今回はウチのゲームにしては珍しく、コンポーネントがたくさん入っています。
ゲーマー目線のオススメポイント
ダウンタイム(ゲーム中の待ち時間)が無いすっきりとした展開
このゲームでは、プレイヤーは基本的にはソ連側広報官(GM)のやることを見て、サイコロを振るだけというTRPGのような遊び方になっています。
ゲーム中は全員同時にメモ用紙とにらめっこすることになるので、ダウンタイムがほぼ無い非常にすっきりとしたゲーム展開になります。
どこで差がついた? 意外とバラける予想結果
スパイを誰がどう送り込むか、そのスパイがどれくらい重要な情報を盗んでくるかによって全く推理が変わってくるので、答え合わせの際、答えが全員バラバラになっていることにびっくりするでしょう。
感想戦までじっくりお楽しみください。
制作経緯・裏話など
今回は前作『絶対に漏らしたりしない!』に引き続いて、ゲームデザインそのものは他の方で、私はゲームデザイン監修というポジションで関わりました。
今回のデザイナーは伊川清三さん。
元々は今年の1月のSMAP解散騒動で、キムタクが真ん中で喋り始めたので「5人の中でパワーバランスに変化があったのでは」と一部が盛り上がっていたのが本ゲーム制作のきっかけでした。
「これゲームになるんじゃね?」と言っていたその日のうちにテストセットが仕上がっていたので驚いて、それが完成版まで原型ほぼそのままで来るほど出来が良かったのにもまた驚きました。
それにしても、ゲームのアイディアはどこに転がってるか分からないものですね。
『絶対に漏らしたりしない!』デザイナーのけんぼーさんもそうですが、周りの人がゲームデザイナーとして次々に覚醒するので自分のサークルで自分のゲームを出していない謎の状況となっています。
(ちなみにゲームマーケット2017神戸(来年3月開催)で出すゲームも他の方がデザインしたゲームの予定です)
今後も状況としてはハートマン軍曹ポジションを務めつつ、二次創作ゲームなどをコミケなどで出していく形になるのかなあと思います。
製品として仕上げていないだけで、友人同士でテストプレイだけやって置いてあるゲームはたくさんあるんですが……。
また、前回に引き続き今作のイラストレーターもえーしーさんです。
えーしーさんには『量子カノジョ』『絶対に漏らしたりしない!』で可愛い女の子を描いてもらいましたが、今回はオッサンばっかり!
恐るべきことにえーしーさんは可愛い女の子だけでなくオッサンや飛行機、ロケットなんかも描けるのでした。
周りが達人ばかりで困る><
次回予告(予告とは言ってない)
明日はアニメの話をします。
たくさんのアニメタイトルが記事に出てくるのですが、全部で何タイトルでしょう?(近似値クイズ)
お楽しみに。