この記事はUEC Advent Calendar 2014 11日目の記事です。
昨日はhyr3kさんの『ボードゲームの話』でした。
UEC Advent Calendar 2014 - Adventar
ボードゲームの話 - hyr3k日誌
大学生といったら誰もが徹夜で麻雀をしまくる時期が一度は来るものですが、ボードゲームも徹夜でしたくなるレベルで楽しいものがとてもたくさんあるので、この機会に是非他のゲームも試してみてほしいものです。
なんだったら僕が持っていくのでやりましょう!!!!!!!!(ガンギマリ
はじめに
今回は、先月行われたDentoo.LT#8.5にて発表した『キャリアデザインO』の続きや補足を書いていきたいと思います。
ライトニングトークということで10分に収まりきらず削った部分がかなりあったので。
Dentoo.LT は毎回Youtubeで当日の発表の様子が公開されるので、直に#8.5の動画も公開されると思います。まだ時間かかりそうですかね?
自己紹介
土井ヴぃ(どい -)です。学部生です(すっとぼけ)
Twitterアカウントはvivit_jcです。
土井ヴぃ / vivit (@vivit_jc) | Twitter
数年前から複数の会社を渡り歩いてプログラムを書きつつ、自分でwebサービスを作ったりしています。
新刊一部ください - お気に入りのあのサークルの新刊を逃さない! サークルチェック支援サービス
私の周りには何故か留年や退学経験者が多いので、「実際に留年・退学したらその後どうなるのか」という情報を独自に収集しています。
これから就職活動を始める後輩の皆さんに危ない橋を渡らせてはいけないという思いから、今回このようなLTおよび記事を書きました。
『就活の放棄』は目的でなく手段
LT内では就活の放棄を主な話題としていましたが、尺の都合で「なぜ就活を放棄するのか」という部分が曖昧でした。
一般的な就活をすると、ブラック企業というハズレくじを引いたときの人生の損失が大きいです。
なので、ただなんとなく一般的な就活をするのではなく、ハズレくじを引かないように工夫すべき、というのが主旨でした。
ブラック企業に入らないという目的のための手段が就活の放棄であり、滅ぼすべき敵はブラック企業です。
もう仕事し過ぎてぶっ倒れる知り合い見たくない
— 土井ヴぃ / vivit (@vivit_jc) November 19, 2014
ちなみに、もちろん就活も滅ぼすべき敵だと思います。
普通に就活する場合もここだけは避けるべき
とは言っても、いきなり就活を捨てることはできないというのがごく一般的な感想でしょう。
周りと違うことをするのはとても勇気の要ることです。
そういうときに就職先を選ぶ方法として、もしあなたが志望するのがIT業界の場合、次のような企業は避けた方がよいでしょう。
- 銀行、保険、インフラ(携帯回線など)の顧客情報などの管理システムの開発下請け
- 官公庁関係の開発下請け
いいな、俺は忠告したぞ。
就活をした方がいい場合
逆に以下のような場合は就活した方がいいかもしれません。
- 大企業への就職
大企業、つまり誰でも名前くらいは聞いたことのある会社の場合は就活を普通にするのが無難でしょう。
大企業はコンプライアンスがしっかりしている場合が多いので、基本的に定時で帰れたり、残業してもきっちり残業代が支払われたり、土日休日に突然呼び出しの電話が掛かってくることが少ないなど、労働環境が良いといえます。
また、基本的に下請け(受注側)よりも発注側、つまり上流にいる方が楽で融通が効く場合が多いです。
その代わり国内・国外への出張が急に発生したりすることもあるので、やはり可能なら内部事情をリサーチすることが大事でしょう。
- 零細企業への就職
具体的には従業員が10名以下の小さな企業は労働環境が良い場合が多いです。
最初から良い場合もあるし、もし不満があっても、人数が少ないので自分がいいと思う方向に変えやすいです。
人数が少ないとそれだけ人間同士の距離が縮まるので、過酷な労働を強いにくいという考え方もできます。
- 技術者志向ではない
「自宅のPCはインターネットやゲームにしか使わず、コードなど書かないし書こうとも思わない」
「エクセルにスクリーンショットを貼り付けたり、ソースコードをzipで固めてタイトルに日付を書いてバージョン管理することに違和感を覚えない」
「文系出身で、プログラミングなどを大学で何もやらなかった同期が隣に座っていても平気だし、将来的にそいつの尻拭いをすることになっても構わない」
上のいずれかに当てはまる人は、ある労働環境に関してストレスを感じにくい傾向があるので、普通の就活でも大丈夫かもしれません。
いのちだいじに
どんな企業に就職するとしても、一つだけ大事にしてほしいのが、「過度の責任を負おうとするな」ということです。
言い方を変えると「いつでも逃げられるようにしておけ」です。
自分が身体を壊すほど頑張ったとしても、それを褒めてくれる人などいないのです。
あなたが無理に頑張らなくても、その会社はやっていけますし、やっていけない場合は潰れるだけです。
そこに何らの責任を感じる必要はありません。
真面目で責任感のある方ほど頑張りすぎて身体を壊してしまうので、もし就職して「ここヤバいな」と思ったら、その日から転職の準備を始めましょう。