いつクリはてブロ

いつになったらクリエイティブするの?

今まで作った非電源ゲームをまとめてみた

作ってる途中、これから作る予定のゲームは腐るほどあるので、この辺で一度、今まで作ったゲームをまとめておこうと思う。
「作った」と「作ってる途中」の境界は極めて曖昧で、作った本人としてはどれもまだまだ改良の余地があり「作ってる途中」なのだが、とりあえずこの記事では「実際にテストプレイできるところまで作って、他の人にプレイしてもらった」を基準にした。
キミはいくつプレイしたことがあるかな!?^q^q^

下記は大体時系列順。主に大学に入学してからのもの。
本当は小中学生の頃にもガンガン作っていたのだけど、ほぼ現存しないので省略。

エロゲをプレイするゲーム(題なし

手書きでデジタルデータ化もしていないので現存しない。
エロゲのシナリオを進めてクリアしたら得点がもらえてその得点で勝負するゲームだった気がする。
個人的にゲームデザインが中途半端で改良したかったが、フレーバー的には受けが良かったのでいつか復刻したい。

東方役演譚

幻想郷を歩き回って登場キャラとパーティーを組んで各作品のボスキャラをボコりに行くゲーム。
これも手書きのみなので現存しない。
フレーバー優先だったのでゲームデザインが簡素過ぎてあまり深みが出なかった。
でもフレーバーのおかげで結構楽しかった気がする。いつか復刻したい。
ただ、東方は最近の作品を全然追ってないので新しくモチーフにすることはもう無い気がする。*1
キャラ総出演じゃなくて作品ごとで作ったら面白いかもしれないけど。


邪気眼をテーマにしたデッキ構築型対戦カードゲーム(題なし

デッキ構築型対戦カードゲームを作りたいと思って作ってたけど全然うまくいかなくて、自分の力不足を実感した一件。
どうがんばっても必ず何かに似てしまうので。
3つくらいのゲームのルールをどれにも似ないように調合する、というのがやりたかったんだけど。いずれまた挑戦したいと思っている。
あと版権ものでない、オリジナルの学園邪気眼ものをモチーフにしたカードゲームってあまり無いんじゃないかと思うので、それを引き継ぎたい。

ぎゃるげ戦国時代

ぎゃるげを開発して売って得点を稼いで勝負するゲーム。
手書きだが現存するので早い内にデジタル化したい。
最近作ってるゲームに比べてテキストがシンプル、デザインもそれなりにお気に入り。
ただぎゃるげ1本を仕上げるのに時間がかかり、全員が1本ずつ出したくらいで終わってしまうので、その辺を改良したい。得点のシステムも改良の余地がある。

ローグライク風カードゲーム(題なし

この辺からちゃんとデジタル化したものを印刷してセットを作るようになった。
山札をダンジョンに見立てて、ゲーム参加者が全員で一人の主人公を動かすゲーム。
全員で一人の、というのが新しい試みだったんだけど、一長一短でうまーくは仕上がらなかった。楽しかったけど。
カードテキスト自体は赤鴉さんの協力を受けてカッコ良かったんだけども。
勝敗を決めようとするからダメで、パンデミックみたいに全員でクリアを目指す形にすればいいのかもしれない。

Civipoid

元々Civipoidは開発コードで、ホントは『大統領ゲーム』というんだけど、すこぶる不評だったので結局実質的なタイトルはCivipoid。
箱庭ゲーをカードゲームにしてみようと思って作ったもの。
デザイナーズノートを書いたので気になった人は読んでみてください。
いくつか手を加えたい箇所はあるが、ほぼ完成に近い。お気に入り。
出来れば製品化したいところなんだけど、カードイラストと印刷費が無いため凍結中。
投資してくれる人を募集しています。

宇宙開発競争ゲーム(題なし

トランプを使ってゲームを作ろうと思って作ったゲーム。
アメリカ側とソ連側に分かれて、二人でプレイする形である。
絵札をロケット工学史の偉人たちとして設定していたりして(スペードのQはヴェルナー・フォン・ブラウン、とか)、フレーバー面で多少拘った。
ルールシートを用意したつもりだったけど、今読むと説明不足過ぎて分からなかったので今度復元しようと思う。
宇宙開発競争というテーマはまたいずれ利用したいところだ。あとトランプ。

ザ・悪役

プレイヤーは世界征服を企む悪の組織の参謀。
いろいろな作戦を実行し世界征服を達成しよう、というゲーム。
まあ、基本的にはヒーロー(NPC)に完膚無きまでにボコられるんだけど。
作ったはいいがあまりテストプレイはこなしていない。
Civipoidを優先してるので出る幕が無いという不憫なゲーム。
戦闘員をひたすら増員しまくってヒーローをボコりに行くのはなかなか楽しいんだけどね。

傾向と対策

カードゲームやボードゲームは適当に紙に書いたり印刷しただけで遊べるようになるからすごくラク。その代わり現実空間に束縛されるので制約はいろいろあるが、それもデザインのヒントになる。
思いついたらすぐテストセットを制作してテストプレイまで行くので、大体3,4ヶ月に1つくらいのペースで作ってる気がする。
列挙したものを見ると分かる通り、どれもフレーバーとゲームが深く結びついている。
ほぼ例外無くフレーバー「◯◯を◯◯するゲーム」が最初にあり、それを実現するためにどんなゲームにしたらいいかを考えることが多い。

電源ゲーム(PCでやるやつ)もいろいろ作ってるつもりだが、実際に公開できるラインまでたどり着いたのはC-holicくらいなのでまた次の機会にでも。

*1:そろそろリセットしてくんねえかな神主