いつクリはてブロ

いつになったらクリエイティブするの?

モバマスアニメと松平定信について

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あ^〜
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あ^〜

しんどい。




いやホントこれ水を差すようで申し訳ないんだけど、少なくとも僕の観測範囲で、モバマスアニメの感想が

「面白い!」

「泣けた!」

「尊い!」

「武内P!」

「せーのっ」

「「「シンデレラガールズ最高!!!」」」

みたいな、頭の悪い邦画のCMみたいになってて、ホントつらい。

これだけなら別にいいんだけど、

これが本当につらいし、日に日に深刻になる。

頼むから他と比較しないでそれぞれの楽しい面だけを見てくれ、頼む。

そういうことをされると、自分の中で勝手にいろんなものが噴き出てくる。

ことアイドルマスターに関しては、やっと忘れかけていた積年の怨恨が、一気に混ぜっ返されるんだ。

僕はPSPで美希のプロデュースをしたかったんだよ。




もちろん、正直な感想として、1話はとても良かった。

特に冬コミでしぶりん本を書いた直後だけあって、実際に動いている凛を観るのは本当に心が動かされるものがあった。

ただ、いくつか気になる点があって。

島村(の中の人)の一本調子な演技や、武内Pや凛に至っては演技大丈夫かなという水準の箇所があったりして、声優陣が追い付いて来てないとか。

1話なのに天丼演出を多用してるせいで、情報量が少なくテンポを損ねてるとか。

結局凛はなんで受けることにしたのか分からんとか。

そもそもゲーム本編の扱いの格差からして、僕のそこそこ好きな瀬名さんとかみやびぃとかはこれはもう出てきそうにないな、とか。

いろいろあるんだけど、あまりにも皆手放しで褒めるものだから、なんだか言いづらくなってしまった。

ああ、このアニメは「綺麗な」アニメなんだなと気付いてしまった。




白河の清きに魚も住みかねて もとの濁りの田沼恋ひしき

これは江戸時代、寛政の改革の時期に詠まれた狂歌である。教科書にも載っているので覚えている方も多いかと思う。

モバマスアニメは確かに出来はいい。1話だけ見てもそれは分かる。

だが、それゆえ、僕は観なくていいかなと思う。自分が観なくても皆が観るからだ。

それよりも僕は、2話3話と続くうちにTwitterから実況postが消えていくような、濁ったアニメを観たい。

突っ込みどころが多く如何ともし難い、しかし確実に何か光るものがある、そういうアニメだ。




とにかくモバマスアニメのことを考えると、過去の怨恨と、誰一人批判的な見方をしていない現状により、ネガティブな感情がどんどん湧いてきて、非常によろしくない。

僕は楽しくアニメを観たいだけなのに。

どうしてこんなことになってしまったんだろう。