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IQダイエットに最適な映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を観てきました!

ネタバレ注意!
映画を観た人と感想を共有するための断片情報の羅列なので、まずは劇場に足を運んでください。

※追記
「観に行ってから読んだら「パンフおすすめ」と書いてあってもう一度劇場に行くことになった」とのご指摘をいただきました。
パンフは値段の割にアニメのビジュアルファンブックくらいのボリュームがあってお得感があるのでおすすめです。
劇場に足を運んだ際は是非。


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全体を通して

・暴力!暴力!暴力!って感じの映画だった。
・今まで僕はなんて小奇麗でお行儀のいい映画ばかり見ていたんだろうと思いました。鉄、油、砂煙が全然足りていなかった。
・これはもう宗教でいう神秘体験と呼んでもいいかもしれない。ブイ!エイト!ブイ!エイト!

個別の感想(大体時系列順)

・ただでさえ短い『パシフィック・リム』をさらに上回って短い導入部の世界観説明。一応続編とはいえ。
・しかも立ちション&トカゲの踊り食い。
・開始2分でヒャッハー!! でもうなんかこの時点でスイッチが入る。
・このヒャッハー集団、バイクや車に長いぼっこ*1が生えてて何かなと思ったけどちゃんと意味がある(刺突地雷)のでびっくりした。
・地味に輸血とか「俺を見ろ!」とか、まだ序盤のことを覚えている頭の良い視聴者を喜ばせる仕掛けがいくつかある。
・前評判通りの母乳。マッドマックス彼岸島説。
・純粋なカーチェイスとして一番面白かったのがヤマアラシとの戦闘で、もう車にトゲトゲ生えてるとかクレーンが生えてるとか、回転のこぎりでタイヤを破るとか、最高やな!
トイ・ストーリー1のシドに改造されたおもちゃたちのように、「男の子ならこういうのやるよね」というのが見事に映像化されている。
・後半になると登場人物やババアに感情移入してしまうので、そういう意味で純粋にバトルを楽しめるのがヤマアラシ族との戦闘だと思います。
・ジョー率いる本隊が入り乱れての戦闘は、戦闘自体よりアンプガン積みした音楽隊トラックがひたすら印象的だった。やっぱ音楽って大事なんだなあ(
・よく見えなかったんだけどギタリストは目が見えないのかな? 琵琶法師的なものかもしれない。
・砂嵐が去って水浴び中に遭遇するところの、鎖結合肉弾戦も良かった。スマブラ感あった。
・洋画を見ていてたまに困るのが、中盤まででキャラが増えてきても名前が覚えられないことで、でもマッドマックスの場合は最後まで全く困らなかったのでありがたかったです。
・休みなしで車を走らせる→戦闘→の繰り返しなので感想記事を書こうと思ったけど案外書くことが無いことに気付いた。バトルを楽しむ映画だからOK。
・ひたすらカーチェイスシーンが続く中気付いたんですが、車同士の戦いだと負けた敵が死体やスクラップをその場に残さず後方に飛んで行くので、画面を作るのには便利なのかもしれませんね。FPSで死体が消えるみたいに。
・ババアが戦闘民族すぎる! パンフによるとアマゾネス的な集団らしい。
・ハリウッド的絶望感。これからどうすんの的な。砦に戻るとは思わなかったけど。
・ウォーボーイズは純粋に車の運転とヒャッハー行為くらいしかできないのかと思ったけど、機械いじりとかが結構できてびっくりした。
・上にも書いた通り終盤のバトルは尺が長いのとババアが死んだりして悲しいので純粋に楽しめなかった。
・ラスト、彼らはちゃんとやっていけるのだろうか、結局指導者の命を狙われて暴力の連鎖なんではないか、と思ったけど、それは想像でしかない。彼女たちならうまくやってくれるでしょう。
・少なくともジョーのやってたことはひとつの正解っぽいので。
・観終わった直後に自転車に乗ると、体感速度が3倍になる、周りにウォーボーイズの仲間たちが一緒に走っているなどの幻覚を味わえるので本当にオススメです。
・観終わった後、謎の世紀末感に支配される。この症状からの回復にはパンフレットの服用が良いでしょう。
・パンフレットはアニメのビジュアルファンブックくらいのボリュウムがあるのに1000円切っててお買い得感があった。説明が省かれている要素も結構説明されていて嬉しい。
・吹き替え・3Dで観たんですけど、MX4Dでなんて見たら本当に疲れそうだから、ちょっと迷ったけどそうしなくてよかった、と個人的には思う。
・めっちゃ楽しかったけどもう一周して細かいところを確認したい! という内容ではないので1回でいいと思います。でも周りに見てない人がいて一緒に行くなどだったら行ってもいいかも。
・パシリム2が2017年公開なので2019年頃に続編を出してもらえるといい感じにお祭り騒ぎが続くのでいいな〜と思いました。

*1:ぼっことは棒を意味する北部の方言なのだが、同郷の人には棒というよりぼっこと言った方がニュアンスが伝わる気がする