いつクリはてブロ

いつになったらクリエイティブするの?

新年度によく聞く話

アドベントカレンダーの中身が読めないんだけど課金する必要がある?」という質問を冗談混じりにたまにされる。
思えば長い間同じスタイルで同じことをやっているので分からない人もいるだろうと思い改めて説明するが、このブログには記事タイトルだけ書いてあって中身が無い(今書いてますとだけ書かれている)記事がたくさんある。
これは書こうと思ってるけど書いてない記事である。いや本当にいつか書こうと思ってるんですよ。
時々知り合いにこのブログを定期的に見返す(けど中身がない)と言われる。ありがとうございます。


新年度、個人的にはあまり生活に関係ないんだけど、それでも何となく清々しいというか、心機一転という気持ちに多少させてくれるので、文章を書く習慣を取り戻すという意味でも、気まぐれに書き散らしてみる。
※嘘。文書を書く習慣があった時期が存在しないため


そうやって書く内容が嫌いなものの話で申し訳ないのだけれど、新年度によく聞く話に「今年の新人の悪口」がある。
やれ何ができない、何を知らない、自分が新人の頃はこうじゃなかった、どういう教育を受けてきた、こういうのである。
特にSNSだと、こういう話はマア盛り上がるのでどこでも聞く。こんな突飛な行動をした新人がいた話。新年度だけじゃなく年中聞く。実に浅ましい。
私は今年の新人の悪口だけではなくて「身近な人の悪いところ」を話されるのが本当に嫌で、その理由は3つある。
第一に、私自身が結構ドジで傲慢で怠惰でトラブルメーカーなので、誰かがこんな失敗をしたとか、誰かが◯◯が出来なくて困るみたいな話は、まず出来ない人側に共感してしまう。何もしてないのに目の前の人(話し手)に怒られているように感じてしまう。
第二に、私の力で直接解決できないことが多いから考えるだけ無駄である。だからモヤモヤしてしまう。
第三に、話し手だって人生の中でいろんな失敗や出来ないことを抱えて生きてきたはずであるが、それを棚に上げて自分が共感を得たいがために他人の失敗を口にするのは浅ましいと考えている。


それで私自身はどうかというと、もちろんそういう話はしないように心がけている。
だからもしこういう話をしてしまっている時は遠慮なく指摘してほしい。案外たくさんしちゃってるかも……。
これより問題と思っているのは、上の話に繋がるんだけど、自分が出来ることは当然他人にも出来ると思っていることと、出来ないのなら当然自分と同じように出来るよう努力すべきと思っていること。
自分の脳裏にこれが浮かんできたら頑張って打ち消すようにしている。が、結構口をついて出ちゃう。
ただこれは自分だけじゃなくてもっと普遍的で、「今年の新人の悪口」もつまるところここから来ているのではないかと思う。


人の悪いところじゃなくいいところに目を向ける、そんな1年でありたいですね。


www.e-sanro.net
今年の新入社員は「セレクト上手な新NISAタイプ」だそうです。毎年毎年洒落臭いよね。